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合宿N◎VA随想:2 ~トーキーの話? 

 トーキョーN◎VAなどをやっていると、しばしば政治的・社会的な振動を扱ったシナリオに遭遇します。このようなシナリオにおいて、私は計画立案なり事件後の事態の収拾などについて口を周囲より出すことが大なのですが、これは全くもってPLの性向故という面があり(物事・状況を無難に進行させようという欲求が強いみたいです)、PCのキャラクター表現とは全く関係ないこともしばしばです……


 最近あった話では、『比叡山炎上』付属キャンペーンでのことですが、こんなことがありました。
(敵城主との会談において、政治的(かつPCの保身的)最適解を生み出しそうな計画を話しあう。概ね、計画をとりまとめて)

 「……というような感じかな。で、それを、玄文(隣のPC)が考え出して、俺に内密に皆に言い含めます」
玄文 「おいw」
一同 「ちょwww」
 「だってしょうがないじゃん佐介(※1)なんだしw!俺はそんな陰謀があるとは露知らず、ついに見ることが叶う大名物(※2)のことしか考えてませんよww?」

※1 私のPC名。なおウチの比叡山炎上は、山田芳裕 『へうげもの』史観配合で進んでおります。
※2 戦国武将、松永弾正久秀の持つ茶釜、天下無双「平蜘蛛」のこと。ちなみに計画には「平蜘蛛の爆破」が含まれていました。
今思い返せば、我ながらひどいものだw。まあ玄文は、PL・PCともにちゃんと策士で、その辺の信頼感があるからこそ言えるのですが。ついでですが、どう見ても「俺のキャラこういうキャラだからそういうことしません」なのには思わずガッツポーズせざるをえない!


 さてそれはそれとして、「事件後の事態の収拾」と、PCのキャラクター表現が背反するのには困りもの。

 PLの意志の通りに事件後の事態の混乱を収拾するためには——というか、ぶっちゃけ政治的欺瞞によって事態を無難な方向に収束させるためには——PC側からの情報発信能力が重要になりますが、N◎VAにおいてはそのルール的手段がPCに保証されています。具体的には、トーキーが神業《暴露》を持っています。

 この神業は、どんな状況でもどんな事柄でも自由に情報発信でき、その情報発信自体に説得力があれば即座に社会/世界にその情報が受容される、という効果を持つ)。これまでの文脈上で語ると、わあい大本営発表に最適だー、という感じな神業で、敵の黒幕や、その腹心であるゲストが使ってくることもしばしばです。しかし……

 ところでN◎VAの神業には、それぞれ「うまく使う」方法が規定されています。具体的には、神業の説明に「条件」というのが書いてあって、これこれこういう使い方をしたら「うまく使ったとして経験点をもらってよい」と指定されているのです。で、《暴露》の条件は「自分の信じる真実を衆目に晒すことにより、どんなに小さくても世界を変えることが出来たら」というもの。

……大本営発表できねぇーw!


 神業とは即ちあるスタイルの物語的な最大の見せ場であって、その「うまい使い方」というのは、FEARからの「そのスタイルにはこういう行動をとって欲しい」という具体的要望であり、原風景の提案と言えるでしょう。N◎VAというものはなんだかんだ言ってやはりサイバーパンクが原型になっているので(サイバーパンクというジャンルの拡散同様に、N◎VAのイメージもまた拡散してきましたが)、「あなたは〜である」といったスタイルのデフォ解説や、「スタイル」の発露であるところの特技や神業のラインナップ・説明はサイバーパンク的お約束にのっとったものになっています。

 例えば「クグツ」はメガコーポの秘密工作員で、社のために忠誠を尽くす存在であるし、「カタナ」はストリートのサムライで殺し屋、そして「トーキー」はフリーな気概を持った報道人で、記者魂に溢れ、メガコーポの抑圧を振り払って世界に真実を伝える存在なのです。つまり、本来(PCの)《暴露》は、大本営発表のために用意されたのではないのですねw。


 まあ、大本営発表が必要だと思ったら経験点なぞうっちゃればいいわけで、合宿の折りのN◎VA(ちなみにヒルコSSS)ではそうしたわけですが……今にして思えば、別に、描いた絵に虚実は別になかったのだから、「これが自分の信じる真実です」言って経験点もらえばよかったかも(この「自分の信じる」という文言、怪しいですよね……w)。

 しかし、勢力対立を影で煽っていた黒幕、真教浄化派のボスが「我々が真実を作るのだ」的なこと言ってたので、同じ穴のムジナになるのが非常にアレですw。FEAR様は「こういう連中の虚構を暴いて報道するのがトーキーだ」と言っていると思いますしね……まあ、PLが口喧しくして作った絵を、どうしてPCに真実と主張させられるでしょうか、ということもありますw。


 そもそも、別にそういう(事態収拾屋)キャラでなく設定したしなぁw。最終的に脳が麻痺してきたので、結局PC1とNPCの事件解決の方法に色々注文をつけて、PC1が選択した勢力(まあ勢力抗争の物語ではなくなっていたので、勢力を選択したわけではないのですが)が世界になんとか受け入れられるような(と私が思う)形にまとめたわけですが。終盤はそれを《暴露》するだけの存在だったな私のPC。エンディングフェイズでは何気なく原型のキャラっぽい後始末はつけましたが……どこへ行った私のキャラよ。
 RPGの腕というものがあるとしたら、「PCの設定・属性・状況と、PLの意志(メタ視点)を融和させた演出を行える」というのがその指標の一つになるのは間違いないと思うのですが、その意味では私はまだまだ腕が悪いですね。疲れて知能を働かすのが面倒になると、前者に沿った演出をついうっちゃってしまう。まあ、大本営発表をしている立場は概ね裏方なので、裏方の描写なんぞしてられん的な発想が働く、というのもあるのですが。演出家に徹して、ストーリー全体の物語りに関わる。ロールプレイングゲーマーとしてどうなんでしょうね、これは。自分の手駒(自PC)を使った物語り、という面での弱さが(能力を発動しているのは自PCにしても)敗北主義的かも。

 この点に関しては、色々と反省が大きいです。自分のキャラ表現だけでなく、全体としても、ですが。いつものトーキー枠(PC5のことね)ならば、これも十分許容範囲内だと思うのですが、あのシナリオでPC2としてトーキーが提示されていた意味は完スルーしていましたからね。物語にメリハリをつける意味でも、もっとエクシードに喧嘩を売るくらいの姿勢でいたほうが——メガテンで言えばニュートラルルート——よかったのかもしれない。別のPC(PC1)のところで大きな物語が発生したからといって、それに迎合していつもの演出家枠に走ったのはまったくもって、ぬるかった。



 書いてる内にとりとめもなくなったのでこの辺で。随想というタイトルは便利だ。てか、特に構想もなく書いていると、語るべきネタが次々と発生するにも関わらず、「全体」を構成できなくなるな。当たり前か。
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コメント

日記と全然関係ないのですが
Mixiの方でメッセージを送りました。気が付いたら確認の程お願いします。

返事代わりに対比に自分語りしてみよう。
あのシナリオは私自身かなり手を抜こうとしていて、HAUNTは他のキャラクターの背中を押すというか突き飛ばす事に特化して設計したそれこそ機械的なキャラでした。4・5枠だし、という思考停止。
それが他のPCほったらかしでエクシードにあっさり突っ込んでいってしまったところでかなりやってしまった感がありました。
このまま何もしないでもキャラは問題ない気がするんだけれど、プレイヤーとしては敗北過ぎる。そもそも思考力の落ちた人間相手に決断を早めるにはちょっと刺激の強すぎるやり方だった気もします。私のキャラクタ自体が他の参加者に対する脅威になっていた感があるし。
そこで「命令違反が酷かった~~」という安全弁設定を発動して以後普通のキャラとして行動することに。設定的には矛盾無く移行できたのは幸いでした。
RLとの折衝に君に負担をかけたのは悪かったかなぁと思ってます。

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プロフィール

laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
 コメントへの返信が大体遅れておりまして失礼しておりますが、おそらく質問等は、twitterの方でしていただいた方が短時間で認知できる確実性が高いかと思います(右カラム参照)。

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