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【シャドウランにおける日本史】第五章;動乱と混乱のはじまり(旧原稿) 

 第六世界に入っても繁栄を続けた日本であるが、その繁栄にもやがて陰りが訪れる。2060年前後のことだ。最初の陰りは、二つのメガコーポを失ったことだった。


・フチの崩壊

 一方の事件は『ダンケルザーンの遺言状』に始まる。このグレートドラゴンは、フチの内部保安の長マイルズ・ルーニアに莫大な株式を遺した――フチ最大のライバル、レンラクの株式を。ルーニアはレンラクの役員会に席を受け取り、フチを去った。2058年のことである。

 これを機に、フチとレンラクの間に、フチの内部諸派閥に激しい緊張が走り、この騒乱はやがて来る広範な企業戦争への引き金となった。

 さてレンラクの加速とともに、フチ内部の闘争と離反の動きも加速――崩壊への道を進んでいく。2060年、最終的にフチは解体され、その3分の1は新たにメガコーポとなったノヴァテックの礎となり、3分の1はレンラクに、3分の1はシアワセに吸収されることとなった。


・ヤマテツの離反

 もう一方の事件は2059年に始まる。ヤマテツの会長、柴小路忠槙が亡くなったのだが、彼の息子にして相続人ユーリ・芝小路はオークであった。かくて2月に誕生したオークの最高経営責任者は、社会に大きな逆風を受けることとなる。他の企業も諸団体も、メタヒューマンが上層階級に席を占めることを忌まわしいものと見なしたのだ。

 この重圧の中、ユーリは会長として初の行動を行った。彼が育った地でもありメタヒューマンに日本より寛容なロシア、そのウラジオストクに本社を移すことに成功したのである。さらにヤマテツは、同年の6月に五行公司をはじめとするアジア各国の企業体が作る「太平洋共栄連合(PPG)」に参加し、その日本包囲網に加わるまでに至った。


中書き ← → 第六章


(以下コメント。大いに読み飛ばして結構)



・総論


 もうすぐ『Year of the Comet』に詳述される時期に入ります……

 動乱と混乱が「はじまる」ということはつまり、舞台としてまともに展開されることを示しています。日本がシャドウランでまともに扱われ出したのは、SNEの日本語版によって日本市場が意識され出したからとかですかねぇ。まあ、「日本が力を持っている」という設定で世界に大変動を起こそうとすると、必然的に日本を動かさざるを得ない、と言われたらそりゃそうですが。

 つーてもこの段階では日本の内部というよりは、「日本を巡る環境の動き」という国際情勢の変動がメインというべきでしょうね。

 この辺の、例えば企業戦争の歴史なぞは、名高いJanus氏による公式記事の翻訳でも参考にするのが手っ取り早く知識を手に入れられるのではないでしょうか。概ね純粋アッパー。

 → Janusfaced's Hideout

   → 翻訳記事




・フチの崩壊から


 ところでこの記述から留意しておくべき点は、「日系企業であっても、世界的構造体となった大企業ならば『外国人』であっても、グループ全体の高い役職についていられる」ということですね。

 これまでの歴史記述で、「外国人をはねのける気風」というのがあったかと思いますが、だからといって必ずしも日本企業の重役として非日本人を出してはいけないわけではないのです。まあ(依頼人や標的などで)出すからには、外国人である必然性を用意しといた方がいいとは思いますが。


 あと、もう一つ重要なのは、この企業間の亀裂によって「ランナーの立ち位置が確保される」ということです。ここではまだ触れませんが。



・訳語


 訳語の問題。向こうが真面目に設定を作ろうと思うほど、ある意味その至らぬ部分ができてしまうわけで。例えば日本でのメタヒューマンの呼び方ですが、

 kawaruhito

という単語があります。漢字文化が分からないとこういう単語を作ってしまうのでしょうけれど……我々がこれを「変わる人」という単語として受け入れることは、正直困難でしょうw。

 頑張って専門語を作ろうとしないで単純に「changed person」としてくれればよかったのですがw(kawaruhito (changed person)と表記されている)。まあ、向こうのプレイヤーが「Oh、オリエンタルファンタスティーック!」とか言って喜ぶためには必要だったんでしょうねぇ(偏見)。と言っても、多少学んでもらった程度じゃあ「Oh、では"ヘンジン"ですネ?」とか言われそうですが(偏見)w

 某N◎VAだと、例えば「ヒルコ」のような一般的になじみが低い単語を使って「今の世界とは違う」エキゾティシズムを出したりしているわけですが。現代の延長上にあることが意識されているシャドウランでは、もう少し普通な日本語を使った方がいいでしょうね。捻りなく「変異体」とか。いかにも差別用語として使われそうでいいと思うんだけど。

 ……でも、「kawaruhito」って明記されちゃうとなぁw。


 あと、固有名詞。「シアワセ」とかはもうどうしようもないですがw、この時期になると、そういう「スズキ・タナカ」みたいな名前でなく、もう少し「らしい」名前を出してくれます……出してくれるんですが。

 やっぱkawaruhito同様、中途半端な知識でやってるとなおさら違和感が出るんだよねw。上の2例みたいなのだったら「はいはい、オリエンタルファンタスティックね」とか言ってスルーしてもいい気になるんですが。


 ヤマテツの前会長は「柴小路忠牧」としましたが、原語は「Tadamaki Shibanokuji」。この「kuji」は、明らかに武者小路とかの小路を意識してると思うので「kouji」に直しました。「ou」が「u」と転記されてしまうこと自体は、さほど特殊な変化でもないので、問題はないのではないかと思います。ちなみに「柴小路(しばこうじ)」という名前はちゃんと実在します。「の」は表記しなくてもあると見なせるのでスルー。

 タダマキは……タダマキかぁ。マキが2文字になると全体的に不自然なので、これは1文字確定。つーても、自然そうな組み合わせなんて「忠牧」「忠槙」「直槙」くらいしか思い浮かびませんでした。どっちも名前につけられそうな語義ではあると思いますが。不自然でない程度に母音子音をいじっても、ありそうな名前には特にならんので、分かりやすさで「忠実なる牧者」を選択。最後のだったら「なおまき」のが自然な気がする。


 ユーリは「Yuri」です。代名詞が「He」でなければ一瞬オーク娘?と思うところですね。ロシアで育ったそうなので、手早くロシア名ということにしました。日本名だと男にするのは困難です。
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laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
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