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今更『Secret of Japan』の部分的紹介 

 タイムカプセルから出てきた、クトゥルフサプリ『Secret of Japan』の一部紹介文――を、ちょっと手を入れたけどほぼそのまんま掲載。

 多分当時のクトゥルフスレとかに書き込んだんだと思う……んだけど、書かれてるファイル作成日当時のクトゥルフスレを見てみてもなかったというw。あっれー……これの前に先行する書き込みとかもしたと思うんだけどなぁ。それへの質問が出たんでそれへのレスとして書いた筈なんですが。

 まあいずれにせよ大したことは書いてません。



・妖怪ハンター

 「Anime-style Call of Cthulhu」の項を見るに、ジャパニメーションなタイプのゲームをやりたいならやれ、とは言っている。ちなみにそこに挙げられている参考資料には「Daijiro Moroboshi」も「Yokai Hunter」もない。アニメスタイルとは別に、「妖怪ハンター」みたいなのに関する独立した項目はなさそうだが、職業リストに「Hereditary Yokai Hunter」というのと、独立系NPCに「Demon Hunter(文中ではYokai Hunterとも)」というのがいる。

妖怪狩りの裔(Hereditary Yokai Hunter)

技能:
武士道、礼儀作法、知識(仏教か神道から一つ)、隠れる、マーシャルアーツ、オカルト(妖怪)、超心理学、都市案内

装備:
チタン製の刀(錫杖に隠してある)、ケブラーボディアーマー、オカルト関係の参考書、魔除け(※お守り)、御幣、お香、スートラ(※お経)、お札、トレンチコート、ブーツ

 何でもこいつらはヒミコの時代から一般人を守ってきたそうで、年に一度伊勢神宮で、斃れたハンター達を偲ぶそうな。NPCの方のイラストは胴丸(データでは大鎧)を着てポーズをとった少女(17歳)となっている――太刀(Enchanted Tachi:1D12)を片手持ちするな。

 まあ、つまりはちゃんとデフォで妖怪ハンターができるそうですよ。


・仏教

 考証はきっちりしてる。細かい点ではどうかと思う所もあるが、まあそれは専門家ではないとかそーいう点に帰するのであってメリケンだからとかではないと思う。

 まず仏教は、ブッダの生い立ちから大乗/小乗の解説、日本仏教についても、「天台」「真言」「浄土」「日蓮」「禅」と一通りカバー。読む限り特に間違いはない。各項目について、それぞれこういう派(法然、親鸞、一遍とか……あと創価学会も)がありますよー、と解説を入れているのだが、禅宗だけわざわざ「臨済」「曹洞」と項目分けして書いてるのに禅のポピュラーさが見えますな。

 ゲーム的に見るべき点はとりあえず「悟り」か。このゲームでは「悟る」というのは宇宙の冷徹なる真理を認識し、例えば人類の文明など夢幻のようなものでしかないと理解することであって、正気というのはこの幻にしがみつくことだと書いてある。

 クトゥルフジャパンにおいてキーパーは、「クトゥルフ神話」を「悟り」に置き換えてもよいと。その上で神話知識と悟りとの差異、正気度との関係とか色々な記述がある。瞑想技能でSAN減少値を低下させることができたりするし、つまりは日本人は正気度0にソフトランディングする術に長けている、ということなんだろう。てーか日本人強過ぎないか?

 あと「時空を超越したアザトースの宮廷」こそが涅槃の境地であり、アザトースの「no mind」こそが「Zen mind」だそうです。


・神道

 神道は…こっちも基本的考証は結構きっちりしてはいるんだが(例えば、神社神道、教派神道、民俗神道、国家神道……と解説を入れている)、仏教よかはるかに積極的にゲーム的設定を入れまくってるな。まあそれだけ隙間があるのは確かだが。

 とりあえず弥生人はムー帝国が滅ぶ際に、イザナギやイザナミ、その娘であるアマテラス(この辺はムー皇室の人だってさ)や他の魔道師が造ったマンモス級超次元ゲートで脱出してきた人々だそうです。

 この時消耗が激し過ぎてゲートを造った人々は死んでしまったそうなんだが、アマテラス様は死して後も民を見守るために己の魂を太陽とこの大地に束縛し、初めの神(Kami)になったということです。で、数世代が立つとムーのことは忘れ去られ、ほとんどの弥生人はアニミズム的信仰に移ってしまったと。だがわずかに皇統の者達(アマテラスの子孫)がこの神の偉大なる犠牲を記憶に留めている……という話の流れ。

 全体的に見て、「考証はしっかりしている」「その上で上手く料理している」という感じ(あ、でも巻末の東大の考証は別。実在するものを詳解するんだからせめて地図くらい本物にしとけー)。微妙な言葉を使うと、西洋的感性の相対化がちゃんとできてるなーと感じた。






 という感じ。SoJそのものはその後、朱鷺田先生の『比叡山炎上』に影響を与えたり、R&Rにごく一部が翻訳されたりしましたが、ま、和訳版が出ることは未来永劫なさそうですな。

 ちなみに最後の東大云々は、東京大学が詳細な舞台としてフィーチャーされてるわけなんですけれども、東大の内部構造を知ってる人間からすればここはどこのJapanだって感じな異次元マップが展開されているのですね――駒場と本郷(キャンパス)が混ざってる?とか、こんな建物知らないぞ!とかw。まあ魔道書がどこに所蔵されてるかとかの情報は面白かったです。
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laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
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