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『ヒストリー・オブ・サムライ』初感 

 これのセカンドプレイ。一言で言えば、やはり義満だった。



・とりあえずの感想

 こないだやったファーストプレイ同様、時間の問題で第三巻(巻=エポック)にてゲーム終了。第三巻を通して、楠正成(「悪党」、第三巻の初手番)で足利氏や後醍醐天皇(「南朝」)の魔の手から京を守り通したと思ったら、エポック終了時にイベントカードで足利義満が京に湧いてあっさり占拠された。

 ……このいいとこ取り野郎!?

 ちなみにファーストプレイの時には、各勢力が「内応(戦闘に自動勝利するイベントカード)」やらのイベント合戦でガチガチに固められた京都要塞を落とし合った末に「もう内応も尽きた、京にも平和が訪れる……」「お疲れ様でしたー」という空気になったのだが、やはり義満を出して南朝から京を奪取。そのままゲーム終了(時間の問題で)。ものすごいハイテンションだった。


 もう義満ゲーにしか見えません。義満が太上天皇!公武合体!武家の歴史(History of the Samurai)終焉!……でいい気がひしひしとw






・雑感

 要するに『ヒストリー・オブ・ザ・ワールド』を日本でやろうというゲームで、清原氏に源義家といった勃興せる初期武士団の時代から、徳川氏が出現して乱世に終わりを告げつつ、伊達正宗が空気を読まず勢力を広げるまでを扱っているのですが、過去に出た様々なヒストリー派生作品同様、本家ヒストリーから様々な工夫が加えられています(私は前の版のヒストリーを知らないので、実は回帰だったりするのかもしれませんが)。

 得点構成の細分化
 とりあえず「おっ、これは」という追加要素を列挙すると、まず得点構成の細分化。エリアのベースポイントが基本1-2点になった代わりに、倍率が『ヒストリー』の三段階から五段階に増やされました。まず本家プレゼンス同様に、存在していれば1倍。3国以上取っていれば有力、2倍。エリアの過半数を取っていれば優勢、3倍。エリア全部を占めていれば支配、4倍。エリア全部を、アクティブエンパイアだけで制圧できれば制覇、5倍。1エリアにどれだけの兵力を投下するか、軽い範囲内で緻密性が増しています。
 ちなみに京は1エリア1国。獲れば必ず制覇になります。ずっと1点のエリアですが、これだけで一置き5点。あと、マップに三ヶ所ある「政治的重要地」ボーナスが1点入ります。これで一置き6点。かなりの奪い合いになりそうなのは想像がつくというものでしょう。

 アクティブエンパイア回り
 次にアクティブエンパイア回り。本作ではチットの裏表で「現在の大名(=アクティブエンパイア)」と「過去の大名」を区別するのですが、攻撃側=2D/防御側=1D、ではなく、「アクティブエンパイア=2D」と定義されました。そして大名ごとに特殊能力がある場合、アクティブである限りにおいて有効です。
 通常は1大名のターンが終わると同時に非アクティブになる(裏返す)のですが、時々「○○のタイミングで非アクティブになる」特殊能力を持った大名が登場し、これによって、短いスパンを表現することによる微妙感がかなり緩和されています。1、2世代の間の出来事とかになると、一方的に広がって後に一方的に蹂躙される世界観がそぐわなくなるんですよねぇ。
 源平の争乱なんかは上手く表現されてると思います。最初に平氏が勢力拡大した後で、平氏は源頼朝のターンが終わるまでアクティブで居続けるのですが、源氏と平氏にはそれぞれ「平氏兵力を除去するごとに+1点」「攻撃を跳ねのけるごとに+1点」という能力を持っています。これによって、過去エポックの勢力を刈る以上のモチベーションが作られるわけですね。まあ、楽で安全な方に流れるPLの性は隠せませんがw。木曽義仲には常時3Dの特殊能力があり強力なので、まず義仲PLが平氏を大幅に削った後に、源頼朝が義仲を後ろから削りかつ平氏残党を狩って小遣い稼ぎみたいな流れを想定しているのでしょう。

 イベントカード
 次にイベントカードですが、カード内容のバランスが取られるようになっています。具体的にはイベントカードが9種に分けられていて各6枚くらいあり、各種を一枚ずつ配る感じです。グレーターイベントがリーダーばっかとか涙目な結果は回避されるように。とは言え、揺らぎが小さすぎるのもつまらないかもしれんですな。
 あと、使用タイミングが整理されてるのも進歩かな。ヒストリーでは、文中にファーストアーミィを置く前に使えとか書いてあったわけですが、本作では使用タイミングが独立項目として明記されていて、ターン開始時やターン中、あとエポック終了時といった感じになっています。

 
 特殊能力について。まず、都の配置のされ方が面白い。このゲームでは、全大名に町(ヒストリーで言うシティ)が保証された上で、時々「都」という特殊能力を持った大名がいて、要はキャピタルをもらえます。で、大名ごとに必ずしも出現国でない都を置く場所が場所が指定されているのですが、都は必ずしもそこに置かなくてもいいというのです。ターン終了時に自領内のどこかに自由に置いていい、ただし、そのターンの得点計算には加わりませんよ、ってことですね。自ら都を築いてる感がいい感じです。2点減らして堅固な地形に都を作るかどうか……ちなみに町は、ターン開始時に出現国に固定。

 地方大名
 で、これが面白いのですが、「地方大名」という能力があります。端的に言うとペナルティで、「いや、点数が高いからといって自国近辺を放り出して遥か遠方に遠征するのはどうなのよ」というヒストリーについての素朴な違和感への対処にもなっていると思いますが――この能力を持っている大名は、己の出現エリアを制覇しないと、他所のエリアで戦う際に1Dのペナルティを受ける、というようになっています。バランスはともかく、いいアイデアだと思います。私は「エリアを1個離れる毎にちょっとペナルティ→ちょっとってどのくらいだよ」みたいなことを考えたりしてたことがありましたが……まあ地方大名の方がまだスマートかな。

 湧き大名明記
 これは単純に素晴らしい進歩だと思いましたが、国(ランド)毎に、出現する大名と出現する巻(エポック)、順番がマップに明記されています。分かりやすくてよろしい。ただひっじょーに残念なことに、字が小さくて読みにくいです。うむ、残念だ。非常に残念だ。






・今認識されている明らかにダメな点

 コンポーネントの質が悪いです。チットを切り抜くのに苦労しました。

 上に書いたように、登場大名情報の文字が小さいです。残念。

 北条氏は何なんだ問題。第二巻で、源平が大兵力で争った後、9兵力で最後に登場するのがこの北条氏。関東の伊豆に登場する地方勢力な上に、京を取ると5点ボーナスとか書いてあります。9兵力ですが、ところで関東エリアは8国で構成されています。ところで直前には、18兵力の頼朝がすぐ北の相模(要は鎌倉ですな。ちなみに京同様に重要拠点+1点)から登場しています。これで京を獲れと言うのか。

 いや、カードを駆使して頑張れば結構何とかなるんですが。それに多分、京都一置き11点というのは苦労に見合ってるんですが。それでもどうよ。という感は否めません。ボーナス点低くていいから地方大名はやめてよ、というのが率直な感想でしょうか。

 しっかし、えらくギャンブラーな大名だなぁ。というか、北条氏がなんでただの国人から立って頼朝勢力に挑戦しないといけないのさw。多分鎌倉は、頼朝が城壁でガチガチに固めてるので(本作では兵力がスタックします)、相模と京は二者択一である可能性が高いです。無論、京が固められてる可能性も高いですがw






 まあ、概ねヒストリーだし、プレイ感覚も悪くありません。それに多分、本家ヒストリーよりも馴染み深いと思うプレイヤーは多いことでしょう。あとヒストリーよりは短く終われると思うんだよね。是非とも一回フルプレイしてみたいものです。今回のプレイの後、「早く終わっちゃったんで、『奥羽に博多が築かれて南蛮貿易がはじまる』を実行できませんでしたよ」みたいなトークがかわされてwktkしています。みたいなトークがかわされてwktkしています。
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laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
 コメントへの返信が大体遅れておりまして失礼しておりますが、おそらく質問等は、twitterの方でしていただいた方が短時間で認知できる確実性が高いかと思います(右カラム参照)。

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