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ファーストインプレッションに求められたもの ─ 愚痴配合 

 とひとしきり文句を言いつつ。ではどんな記事だったらよかったんだという話が発生しますよね。さて前に書いたように、この記事は、
・新紀元社とR&R誌による初めてのWoDサポート記事(訂正あり)
であり、
・間近にコアルールの「ワールド・オブ・ダークネス」発売を控えた記事
であるわけです。この2項目と、
・「ヴァンパイア・ザ・レクイエム」の発売予定が「秋」と発表された
ということを考え合わせると次の3つの案件が導き出せると思います。
1.WoD既知層・未知層に新版の発売をアナウンスする
2.WoD未知層に「WoDとは何か」「WoDの魅力とは何か」を伝える
3.「ワールド・オブ・ダークネス」単体で、できること・WoD特有の魅力を伝える
 これらをそれぞれについて検討したいと思います。


 まず1です。巻頭でリプレイを飾っているわけですから、「展開があるという事実のアナウンス」自体は十分に効果があったでしょう。ただちょっとネチネチいきますと、如何せん。「~月~日発売!」とかいった煽りが圧倒的に不足しています。
 このR&R誌中で「ワールド・オブ・ダークネス」発売について触れられているところは2箇所しかありません。まず、リプレイの扉絵に一応言及があります。ただ問題は、その文字が本の中綴じの谷の部分ギリギリにあって普通に見逃す可能性が…^^。あと「8月発売のアーバンホラーRPG~」と、日単位で言及されていません。次ですが、これは普通にリリースニュースのページ。

 …えーと、R&RにはWoDをプッシュする気があるんでしょうか?と言いますか、「特集」でリプレイ掲載するだけというのがまず理解できません。とりあえず1ページ目に「8月10日、ついに発売されるワールド・オブ・ダークネス!ワールド・オブ・ダークネスとは~(中略)」と書き出して世界観やら歴史やらを解説してほしかったです。あと実物の写真とか。発売したばっかりの(R&Rが直接手がける)扶桑武侠傳も、ゲームの記事がカットされてリプレイオンリーになっていることを考えると、ことさらプッシュする気が無いとかではないと思うんですが…1ゲームについてページ数の割当が決まっているとかなんでしょうけれど、もうちょっと効果的な使い方をして欲しいです。

 2ですけれど…まず既に述べた通り、「World of Darknessとは?」という情報は圧倒的に欠けていると言わざるを得ません。まず第一に求められていたのは、やはりゲームを紹介する記事でした。でその上でリプレイに求められていた要素とは…WoDとは何か、WoDの魅力とは何か。他のシステムに比べて何に優れているのか。やはり一番気になるのは、WoDでなくてもよいシナリオだったのでは?という点でしょう。所々で同じ意見を見受けます…

 WoDを「現代ホラーもの」と紹介しておきながら、それに沿った題材を扱っているわけではなく、同じ雑誌に載っていたクトゥルフ記事の方が余程まっとうに「現代ホラー」をしているように見えます。「暗黒の世界」でもがくPC達、というのは上手く演出できているんですけれども、それなら初めからそう紹介してほしかったです。加え「ストーリーテリングゲームだ」ということで、それをやるのはいいのですが、題材、テクスチャが偏りすぎています。「WoDとは歴史の暗部を取り上げて、PC達をその箱庭に放り込むゲームである」ということを提示したいのでなければ、もっと一般的な、あるいはスケールが小さい題材を使った方がよかったでしょう。
もしかしたら今回のリプレイが日本における『ワールド・オブ・ダークネス』のスタンダードになっちゃったりする危険性がある
と認識できているならスタンダードを指向したものをネタにして下さい…せめて一顧だにした姿勢を見せてほしかったです…( -_-)。

 でこれが最も重要なことなんですけれども、「ヴァンパイア・ザ・レクイエム」の発売が「秋予定」になっています。2と3についてになりますが、つまり、今月中には販売される「ワールド・オブ・ダークネス」は、その発売まで単体で魅力を発揮するものでなければならないわけです。で、その魅力を提示しなければならなかったわけですが…「暗黒の世界」で生き様を貫くPC達、というものは見えました。それはいいのですが、それだけだったら正直WoDでなくてもいいんですよね。もっとWoD特有のものを出さなければいけなかったわけです。システム的には、悪徳とかをもっと活用するとか。と言いますかやはり闇の世界の住人達をもっと臭わせた方がよかったのでしょうね。
サプリを足せばヴァンパイアとかできる
とか紹介したからには、今はまだPCにできないまでも、その魅力を垣間見せるべきでした。「World of Darkness」がただの「暗黒の世界」でない所以は彼らにあるのですから。それこそがWoD第一の特色なのですから。現状それを完璧にないがしろにしています。せめてヴァンパイアをシナリオに絡ませ(直接出す必要はありませんが)、彼らの動向の人間社会に対する顕れ方といったものを紹介する記事を併記してほしかったです。



 さてそんなこんなで色々書いてきましたけれども、一番文句を言いたい相手は新紀元社です!商品の性質を考えれば、「ワールド・オブ・ダークネス」と「ヴァンパイア・ザ・レクイエム」を間隔を空けて発売してもマイナス効果しかないことは分かりそうなものです。と言いますかこの間隔、前者の売り上げを見てから後者の販売体制を決めるということなのでしょうが、実質前者は後者のサブシステムです。むしろセット販売くらいしないといけないでしょう。

 そも新紀元社はこの商品に乗り気でないのでしょうか。同時に販売したら値段の高さに退かれる?部数が2倍になるリスクは負えない?だからあくまでも片方にしかGOを出せない?そういうことなのでしょうか。それなら仕方ありませんが、一応はネームバリューのある人間を呼んでリプレイ参加させている辺りを見ると、乗り気でない、というわけでもないようには見えるのですが…どうせ出すなら、程度の祝儀のつもりでしょうか?と言いますか、リプレイを載せてればゲームの記事として事足りるという感じの姿勢を見ていると(今回に限らず)、R&R誌は商品のことをあまり分かっていないのではないかという気がします…
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コメント

 うーん、知り合いの間でもおおむね同じような意見ですね。発売前は、「まさかVtRもなしでコアルールだけのリプレイなんて、いくらなんでもそんなことはしないだろう」と主張していたんですが、見事に当てが外れました。
 ヴァンパイアでなくともホラーらしさを出す手段はいくらでもあるのに、なんで出さないんでしょうね…?

>>当てが外れた
 何故なんでしょうね?まさか編集部が「サプリメントが必要なプレイを一切するな」などと言うほど目も当てられないところだ、なんてことはないでしょうし。私はとりあえず、ヴァンパイアフリークな徳岡氏がヴァンパイアを使わずにいつもの調子な史劇をやろうとしたらああなった、とだけ解釈して、背景については考えないことにしておきます…
>>おおむね同じような意見
 やはりそうですか。的外れなことを言ってるわけではないようで安心しました。しかし生意気申しますと、WoDコミュニティに影響力ある方々には、このような感想を得たからといって沈黙するのでなくコアルール単体で「WoDとは何か」「WoDの魅力とは何か」を伝えるにはどうすればいいか、どうすればWoDらしく楽しいセッションができるか、を論じていっていただきたいのですけれども…
 いえ、生意気言って申し訳ありません。「沈黙する」などと書いたのは諸兄のブログや大きな掲示板などで、今回の記事への言及がほとんど見受けられないから、というだけなのですが…これこそ的外れな考えでしょうか。
 何はともあれ、門出のような時期ではあるのですから、ポジティブに対応・反応していきたいものです。私もステラーをやろうかな…秋発売、ともなれば次にキャンペーンをする時期に間に合わないかもしれませんし、やはりコアルール単体でどうすればいいか考えていきたいです。

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laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
 コメントへの返信が大体遅れておりまして失礼しておりますが、おそらく質問等は、twitterの方でしていただいた方が短時間で認知できる確実性が高いかと思います(右カラム参照)。

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