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【シャドウラン日本/歴史篇】第七章:新帝施政の確立 

 新帝は権力を分け持つ者を一堂に会させ、その驚くべき方針を開示する。そして、様々な反対意見がありながらも、挙国一致への合意を得ることに成功したのだった。しかし。不満が消えたわけでは決してなく――



一.御前会議


 企業間の緊張の中、皇室は各メガコーポ代表を一堂に会させることに成功する。彼らに新帝、首相と神道最高位神職、龍冥の代言者などを加えた特別会議が開かれたのだ。これは登極以来、新帝がそのブレーン以外と直接に対話を持った最初の機会であった。

 長時間に渡ったこの御前会議において、風間首相と米倉摂政は並々ならぬ交渉力をもって企業の巨人達と具体的再建計画をつめ、これに挙国一致体制を取る合意を打ち立てる。また、新帝はここではじめて自らの施政方針を明らかにし、世界中に――無論、日本にも――衝撃を与えることとなったのであった。



二.施政方針


 まず国土再建の実施に関しては、神々とその祭司(の魔術)に委ねられ、企業は主に物資の輸送・供給に携わるものとされた。これは此度の大災害の一因が野放図な商業活動による「国土の霊的な疲弊・穢れ」にあると考えられたためで、「主要な再建が同じ企業勢力によって行われれば、この穢れを祓う機会が永遠に失われる」との神道側からの主張によるものである。

 そして、大和法が一部撤廃される。即ち、新帝が意向を明らかにしたところではメタヒューマンの解放と、独占経済保護の解除を行うというのだ。

 当然ながら、この方針は企業に不平を呼び起こした。どの企業もがそれぞれ独自の再建計画を擁し、議会でのロビー活動に力を尽くしていた。にも関わらず、彼らは皆平等に期待を裏切られることとなったのだから。また、この50年受け続けてきた国家の後援も失われるというのだから――だが結局、彼らは周縁領域(北海道、九州、千島列島にフィリピン)の復興を担当するというところで妥協させられ、大和法の改廃をも受け入れるところとなったのであった。



第六章 ← → 第八章


(以下コメント)



第一節


 ・神道最高位神職

 top Shinto priests か……何者なんだろうな。複数形ってことは、特定の役職とかじゃなくて政治力魔術力で有数の、って意味なんでしょうけれど。

 私は第六世界になったら、今の神社本庁みたいな組織は真っ先につぶれて、各神社の分権性が高まると思ってたんですけれどね。一時期混乱があって、後は大きな、そして実際のスピリットに鎮座してもらえたところを中心に勢力割拠状態に――みたいな。「神道の最高神格は天照大神で、天皇が祭祀の頂点に立っている」というのは、実は自明なことでは決してないですからね。出雲と高野・比叡を中心とした「伝統的スタイル」の関西魔術と、企業・大学による(西洋スタイル)魔術研究を軸にした関東魔術が分立じゃー、みたいな。

 まあすんなりまとまって、天皇直属勢力になっちゃってるようですけどね。そこはアメリカ人に期待するのは酷だったというものか。自分で作るしかないなもう。


 ・直接対話

 つまり、これまで皇室の政策は、原則、米倉摂政を通じて行われてきたわけです。


 ・長時間

 どのくらいの時間かというと、「In a session that lasted over six hours」だそうですが……いや、別に長くもないんじゃないか六時間w これだけの既得権益無視の決議を六時間の会議で行えるからには、相当な根回しがすでに完了していたんでしょうね。この「会議」の言語は「forum」なんですが、つまり会議の様子はメディアに公開されていたんじゃないかと思います。企業陣は、この場に引きずり出された時点で既に敗北が決定していたのでしょう。



第二節


 ・魔術立国日本

 都市機能再建にまで使われるとなると、これはもう「魔術と精霊の国」と言っていいでしょうねw 日本はマナ・ラインもとい龍脈の恩恵を大きく受けている国だそうです……

 ちなみに霊的汚染が激しいところというのはあるもので、精霊が立ち入れないような土地は企業メインの再建ということになるようです。具体的には、広島や長崎といったところですが。


 ・大和法改廃

 これが『Commet』発売以来噂になっていた、自由化の流れというわけです。次章に書きますが、具体的には黄泉島隔離令の解除とか。


 ・ロビー活動

 新帝と首相による議会掌握が並々ならぬものであったと伺われます。流石に「国難」に政治家が一致団結したということなのかもしれませんが……アメリカ人と違ってそれを無条件に期待できない自分がいますw

 まあ、前例のない奇襲だったという側面もあるのでしょうが、逆に奇襲にできた、ということ自体もまた驚嘆すべきでしょうね。
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laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
 コメントへの返信が大体遅れておりまして失礼しておりますが、おそらく質問等は、twitterの方でしていただいた方が短時間で認知できる確実性が高いかと思います(右カラム参照)。

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