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続・Fate/Zero11話に寄せて 

 あのFate/Zeroの「王の軍勢」は、アイデアの時点で既に勝利していますね。掛け値なしの英雄、死に方まで英雄伝説らしかった世界征服者の一人アレクサンドロス。その帝国は千々に分かれながらも、全体として新たな世界を創り出した英雄。彼の死後、帝国を千々に分けてしまったその諸王国の王たち戦士たちが、死して英雄の下に参じ、再び一つになる。これが燃えないことがありましょうか。

 というわけで昨晩の記事の続編的なものを書きました。

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Fate/Zero11話に寄せて:王の軍勢と「王」の話 

 先週、噂のFate/Zero(11話?)をはじめてまともに目撃したのですが、王の問答を見ながら「これが(twitterのTLで)噂のアレクサンドロスさん……なるほど騒がれる筈ですね」とか王の軍勢を見て「なんというアッララララーイ!」とか、まあつまり、なかなか感銘を受けました。これはすごいですね。

 原作既読者からは色々不満もあったようですし、わたしにとって色々気になったこともそれと重なってたりはしますが(冒頭からキャラの顔の輪郭が妙だったり……w)、それでもあれからは、本作の原作どころかFateシリーズの原作一般にまったく触れたことのない*わたしにも、色々と伝わってくるものがありました。

(*〈サブカルチャー博物学知識〉技能で分かりそうなことは把握してる程度)

 というわけで、あれを観ながらつらつら思ったことを、twitterに書いたりもしましたが別途ブログの方にもまとめておきます。まず「王の軍勢」の話をして、それから「王」というもののモデルの話をします。

(続編を書きました → 続・Fate/Zero11話に寄せて

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[忍殺] スコルピオン=サンの遠泳――メキシコと日本の掛け橋 

 最新にして屈指のサイバーパンク・ニンジャアクション小説『ニンジャスレイヤー』において、よく見られる日本以外の地域と言えばやはりまずメキシコが挙げられるべきでしょう。

 メキシコ系の黒人ゴメスが主人公フジキドの元上司ヤマダ・ヨリトモ=サンにカラテで叩きのめされたり、意気揚々と躍りかかったメキシコ人が首を折られたり、メキシコ人ニンジャのスコルピオン=サンが登場したり、翻訳チームがメキシコニンジャセンターに頻繁に研修に送り込まれたり……

 ところで肝心のそのスコルピオン=サンが、メキシコの刑務所を脱走して泳いで日本に渡ってきたせいで、忍殺世界ではメキシコと日本は地理的にごく近いのではないか、という疑惑がヘッズの間に流通しています。

◆忍◆

ニンジャ名鑑#33 【スコルピオン】

メキシコ重犯罪刑務所を脱走し、海を泳いで日本に不法入国したメキシコ人がソウカイヤのニンジャに。二本のナイフで戦う。テキーラを飲み火を吐くカトン・ジツの使い手。ナチョ・スシに目がない。何かにつけて服役時のエピソードを話したがる。

◆殺◆

 まあちょっと待って下さい。

 スコルピオン=サンはニンジャです。我々常人とは格の違うニンジャ筋力、ニンジャ耐久力、ニンジャ恒常性、ニンジャ泳力、ニンジャ漁師スキルetcを持っているのです。ニンジャならば我々の世界地図くらいメキシコと日本が離れていたとしても、ここを泳ぎきることは容易なのではないでしょうか?(スコルピオン=サンが日本に来てからニンジャソウルを得たという可能性はとりあえず考慮しないものとします)

 そこでちょっと、人間による遠泳の世界記録を見てみましょう。2007年の記事。

スロベニア男性、アマゾン川で遠泳の世界記録更新 | ワールド | Reuters
2007年 04月 9日 19:56 JST
[サンパウロ 8日 ロイター] スロベニア人男性のマーティン・シュトレルさん(52)が8日、南米アマゾン川で遠泳の世界記録を更新した。これまでに66日間を費やし、ワニやピラニア、病気などの危険にも立ち向かいながら、合計3274マイル(5268キロ)を泳いだ。
 ゴール地点となったブラジルのベレンでは、シュトレルさんの偉業を見守ろと多くの観衆が集まった。記録を達成したシュトレルさんは、すぐに救急車で病院へ搬送されたが、心臓麻痺を起こしかねない状態だったという。

 どうですか!

 52歳の人間が――まあ、シュトレル=サンがニンジャである可能性はありますが――実に5000キロを泳ぎ続けています!

 ここで、全体でも2番目に登場し、ソウカイ・シックスゲイツ(斥候)では初登場という記念すべきニンジャ、バンディット=サンの脚力のことを思い出して下さい。バンディット=サンはニンジャソウルのアンセレクテッド・レザレクションによって常人の3倍近い脚力を獲得しています。もちろんバンディット=サンのこの3倍という能力が、一般のニンジャ身体強化水準に比べ抜きん出たものであるという可能性は存在しますが――

 え?みんな普通にもっとジャンプしてる?
 ……イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!(スリケン連投)

――ともあれバンディット=サンのこの強化幅を単純に適用してみると、ニンジャも15000キロくらいなら泳ぎ切ることが可能な筈です!日本ーメキシコ間は大体8000キロ、スコルピオン=サンが星を見ながらメルカトル図法的直線航路を辿ったとしても、10000キロしかありません。世界最高記録とならずとも、ニンジャならばメキシコから日本へ泳ぎきることができる!できるのです!






 というわけで、スコルピオン=サンがメキシコから日本に泳いでくることに何らの不自然もないということが――

 え? なんでわざわざ太平洋を横断して日本にまで来たのかって?

 それは……『バキ』の死刑囚編でなんで死刑囚たちが東京に来たのかを問うようなものです。ニンジャは自然と日本に引き寄せられる!のではないでしょうか!多分。知らないです。

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