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とある現代の魔法社会 

 大学で夏学期に道教(台湾における道教儀礼)の勉強をしたのですが、そこで先生から聞いた、とあるドリームスピーカーの誕生のエピソード。の前に、台湾の宗教職能者について少々書いてみたいと思います…衒学の類いという気もしますが、まあ得た知識の整理ということで。

 まず事前知識として、台湾の宗教職能者は大きく分けて三種類が存在します。まず道教の道士。法教の法師。最後に霊媒の童○(○は乱の「舌」部分が「占」になったもの。占Lみたいな)、タンキーです。類型としては、道士が「プリースト」で法士が所謂「霊能者」、タンキーが「シャーマン」になるでしょうか。シャーマンとしてはこのタンキーの他に、我が国のイタコのような●姨(●は兀と王を組み合わせた字)、アンイーという人々等いますが、「宗教儀礼」に関わるとなると、廟や神壇の神が降りるタンキーが主となります。
 この三者分立の「台南モデル」が、漢民族宗教社会の最も奇麗な形、類型だと見做されています。大陸だと、場所によって仏僧が道士とか法師とかの機能をになっていることがあったりします。

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帰還 

 やっと帰国しました!やはり日本はいいですね。シルクロード旅行ということで、中国とその植民地であるところの東トルキスタンに行ってきたのですが、観光の対象はともかくその後背地は色々ゲンナリするところがありました…四つ星ホテルなのに電灯が壊れたまま放置されてたり、壁にシミがあったり、部屋に"G"が這ってたり…他には、特に北京空港の運用は酷かったです。日本の金で造っているのですからせめてまともに使ってほしいもの。

 あと随所で鼻に付く中華思想。自分たちの歴史に民族単位で関わった非漢人の集団は全て「少数民族」扱い。そしてそれ以外は「蛮族」です。ちょっとウンザリ。陝西省歴史博物館の展示に中国の歴史観がよく見えました。匈奴帝国と漢帝国の対立を「少数民族の騒乱」と扱うのはどうなんでしょう。あと「胡人(西域より来訪していた、ソグド人などのイラン人種)」を何の説明もなく「Barbarian」と翻訳したキャプション!それはないでしょう。ギリシアやローマの博物館で、シルクロード交易盛んなりし時代のペルシア文物や支那文物を「Barbarian」の産物と表示したら大騒ぎになりますよ!

 まあパック旅行で、中国人ガイドが付きっきりでしたししょうがないのかもしれません。いえ、非常にいい人でしたけれど。ウイグル語をちゃんと勉強して(実は大学の図書館で「ウイグル語4週間」を借りていたのですが、億劫で…^^;)、また個人で行きたいですね。火焔山やベゼクリクは素晴らしい所でした。


 ところで「旅行中に『ワールド・オブ・ダークネス』単品でシナリオを考えよう…」とか書きましたが…シナリオ考える余裕がありませんでした ;;-_-。いえ、一応コアルールは通読しましたとも。

合宿終わってまたスグ旅行 

 親に付き合わされて灼熱地帯へ1週間ほど旅行に行ってきます…大人しく北海道辺りにすればよかったのに。旅行中に「ワールド・オブ・ダークネス」単品でシナリオを考えよう…

アメリカゲームとドイツゲーム 

 ここのところ、ずっとサークルの合宿に行ってました。朝から晩までゲーム三昧!楽しかったです。RPGは2PLに1GM…期間の割に大した量じゃないですね。残念。

 このタイトルは、ボードゲームをひたすらにやっていて思ったことなのですが、アメリカのボードゲーム(カードゲーム)をやっていると、ドイツのボードゲームって緻密だなー、とつくづく思うのですよ。アメリカゲームといっても今回やったのは二つだけですが。まずSteve Jackson Gamesの「Munchkin」。次はAtlas Gamesの「Cthulhu500」です。いずれもオリジンズアワードをとった作品で、言わば「アメリカを代表する、アメリカ最高峰のカードゲーム」…なはず^^。

942cfede.jpg 「Munchkin」はその名の通りマンチキンをプレイするゲームです。ルールブックに曰く、

「マンチキンってのぁな、ダンジョンもぐりってヤツの精髄を味合わせてくれる、風流さのカケラもないパロディゲームのことさ・・・あの七面倒クサい「ろ~るぷれい」抜きのな!」

だそうな。カードに「GMが経験点の計算を間違えて1LVアップ!」とか書いてあるあたりどうしようもないゲームです。特に注目すべきは「cheat」というカード。このカードを使用すると、他のカードを「ルールに違反した使い方ができる」そうです。もちろん具体的なルール的規定はありません。何と言いますか、オイこら、アメリカ人!て感じ。

クトゥルフ500 「Cthulhu500」は、コズミック超次元サーキット場で、名状しがたい車と名状しがたいパーツやクルーを駆使してレースを行なうゲームです。何と言いますか…とりあえずクトゥルフ分を混ぜときゃいいとでも思っているのちゃうかと。「Gentlemen」がちゃんと「Gentle-beings」と言い換えられてる辺りはまあクトゥルフだなぁという感じですが。
 自分は何もしていなくても不思議と順位の変動が激しいゲームですが、このゲームでツッコみたい点としては、対抗カードの扱いが「出したもん勝ち」「早く机に叩きつけた方が優先」とかなっているところでしょうか…あと自爆した方が有利な一部車とか、手押し車がレースに参加するなだとか…

 つくづくアメリカ人は豪快だと思います。

 サンファンやサンクトペテルブルクなどの、一カード一金単位の読みを必要とされる良ドイツゲームを見るにつけ、つくづくそう思います。

シャドウラン第4版(もち英語版)発売間近! ─ FanPro News 

bb787f8d.jpg Fantasy Production社(FanPro)より、予てより8月出版が報じられていた『Shadowrun Fourth Edition』が印刷に入ったとのアナウンスがありました。発売ももう間近です!早く出ないかなー。出たら即買います。

 Shadowrun、シャドウランというのは、かつてFASA社から出ていたサイバーパンクRPGのことで、第2版が富士見書房から出ていたことがあります。

 サイバーパンクというのはSFの1ジャンル。退廃的近未来を舞台にしてサイバネティック(機械と人体との結合)やサイバースペースというウェブの発展したような空間を主なギミックとした作品群のことです。

 80年代にブームになったんですが、近未来モノの弱みとして、現代の技術革新が進んでいくと、その「近未来像」が古くなったりしていくんですね^^。今回バージョンを上げるにあたって、シャドウラン世界でも様々に技術レベルが上昇させられました。より今の人が想像する近未来像が表現しやすくなった、ということになると思います…N◎VAに近くなった?

 原文:http://www.shadowrunrpg.com/wordpress/?p=50

WizKids, Inc. has sole ownership of the names, logo, artwork, marks, photographs, sounds, audio, video and/or any proprietary material used in connection with the game Shadowrun. WizKids, Inc. has granted permission to vanaheim to use such names, logos, artwork, marks and/or any proprietary materials for promotional and informational purposes on its website but does not endorse, and is not affiliated with vanaheim in any official capacity whatsoever.

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最近買った本:『表現の自由 vs 知的財産権 ─ 著作権が自由を殺す?』 

c1a303cc.jpg まだ冒頭しか読んでいませんけれども、面白そうな本を買いました。

ケンブリュー・マクロード著『表現の自由 vs 知的財産権 ─ 著作権が自由を殺す?』2005、青土社
Kembrew Mcleod『Freedom of Expression』2005
 ケンブリュー・マクロードさんはアイオワ大学の先生。この日本語版の表紙じゃ中央にある(R)の記号が何を意味しているのか分かりにくいかもしれませんが、これ実は単なるシンボル、装飾ではないんです。英語版だと題名が『Freedom of Expression』だけとシンプルになっているのでもうちょっと分かりやすいんですけれども…実はこれ登録商標なんですよね。え?(R)が登録商標の記号だなんて常識?いえ、確かにそうですがそうではなくてですね、この「Freedom of Expression」という単語が登録商標なんです!
以下レッシグ先生のブログから(多少改竄)。

著者Kembrew McLeodはジャーナリスト、アイオワ大学教授、アクティビスト、ふざけ屋。
以下はillegal art .orgより。

Freedom of Expression (R)

1998年、Mcleodは悪ふざけ(あるいはコンセプト・アート)として“Freedom of Expression”「表現の自由」という言葉の商標登録を試みたが、審査を通過し商標権を取得してしまう。そこで友人に架空のパンクロック雑誌「Freedom of Expression」の発行者となってもらい、その事実を隠したまま弁護士に商標侵害について対応を依頼した。弁護士は以下の警告書(cease-and-desist letter)を送った。

当法律事務所は登録商標 FREEDOM OF EXPRESSION を所有するKembrew McLeod of Sunderland, Massachusetsの代理として……貴社によるFreedom of Expression(表現の自由)の使用は……市場での混乱を招き、クライアントの名声および信用を毀損する実質的リスクを形成している。よってこの警告書をもって、貴社による当社クライアントの商標権侵害に対する公式な通知とし、今後一切Freedom of Expression(表現の自由)を行使しないことを要求する。
 Hahhhahhahhhhh!!!(アメリカ人笑い)…いえ、冷静に考えて、笑えないジョークですね。凄いこと言ってますこの警告書。ちなみにこの「Freedom of Expression」の商標許可証は、本書の冒頭にしっかりと載せられています。

最近読んだ本:『ミトラス教』 

e46ffa2a.jpg 最近マルタン・フェルマースレンの『ミトラス教』という本を読みました。

マルタン・フェルマースレン著『ミトラス教』1973年、山本書店
Marten J.Vermaseren『Mithras de Geheimzinnige God』1959
 世界の歴史の大半において、「宗教」というものがパラダイムの代表格だと見做されてきました。であるからには時代の心性を把握するのに、その時代の支配的な宗教を知るのは非常に有用なことでしょう。というわけで、地中海世界の時代に、マニ教と並ぶキリスト教最大のライバルであるミトラス教の勉強をしてみたのですが…資料が少ない!大学の図書館の欠点は、専門にしている教授がいないと、その分野の書物は購入されない点だということを強く思い知らされます…

 メイジ的な視点で見ると、ローマがキリスト教に染まってしまったというのはセレスティアルコーラス内の政治闘争の結果ということになります…サードもどうせ出すならヴィクトリアンエイジでなく、ローマ時代のサプリを出せばよかったのに。地中海世界人、ひいてはローマ人の心性は、中世~近世のヨーロッパ人の心性なんかより余程我々現代日本人に近いんです。下手にヨーロッパ中世ファンタジーとか言うよりこちらの方が遥かに演じやすいはず。

 ととりとめもなく。

R&R誌、本当の初めてのワールド・オブ・ダークネス記事 ─先日の訂正─ 

bbea1494.jpg 先日

・新紀元社とR&R誌による初めてのWoDサポート記事
などと書いてしまいましたが、ありましたね紹介が前号に。R&R12号、75ページ、広告等のところです。やはりちゃんと実物を読んで確認しないとダメですね…

 一応言い訳しますと、正確には記事と言えるか微妙で…といいますか目次に載ってませんし、裏表紙やR&Rバックナンバーの記事リスト(これ見てああ今月号が初めてだな、と早とちり)には載ってませんでした。いや、真面目にR&RにはWoDを紹介する気があんまりないような気がします…出版してくれるのはありがたいんですが新紀元社さんは。

 この記事(?)では『ワールド・オブ・ダークネス』が7月発売になってます^^。あと「2人以上のプレイヤーを相手に『ストーリーを語る』ことこそが、ゲームの主目的となる」という紹介がなにか吟遊詩人臭を出していて何とも言えません。いえ、別にこの記事がどうこうと言うより、Storytellerという言葉の響きが問題なんですけれども。これの要約は次のような感じです。
コアルール
・ストーリーテリングシステムによるゲームの主目的はストーリーを語ること
・「現代における恐怖物語」を語るためのコアルールが『ワールド・オブ・ダークネス』

シンプルなルール
・ストーリーテリングシステムのルールはシンプルなもの

暗黒の世界とは?
・『ワールド・オブ・ダークネス』で語られているのは「現代というフィールド」でどのようにホラーを語るか
・故にアーバン・ホラーとしての雰囲気作りが入念に行われている
・日本を舞台にしたシナリオも容易くでき、その参考に次号でリプレイを掲載する
 えーと実質半ページの記事だったのでこんなところです。うーん、少なくとも先日挙げた案件に対する記事としては十分ではありませんね^^。とゆーか特に新作に関心がある、とゆー人でない限り普通に見逃す可能性が大ですこの記事。ますますR&Rのやる気に疑いが…( - -)。

 さてここで何言おうが日本WoDシーンに悪影響はないだろうということでケチつけてばっかりですが、そろそろ何か建設的な、自分の実践に役立つようなことでも書いてみたいですねー。

現代に生きた王の死 ─ CNN News 

 CNN.co.jpの記事から。
 サウジのファハド国王が死去、後継にアブドラ皇太子 - CNN.co.jp

 サウジアラビアの第五代、ファハド・ビン・アブドゥルアズィズ・アル・サウド王がお亡くなりになったそうです。現代に生きた王の死に─冥福をお祈りいたします。いえ、こちらの基準で冥福とかいってはいけませんね^^。その信仰が神に認められんことを。イスラームでは不信心者とされて地獄へ堕ちない限りは、天国で最低でも現世の十倍の幸福が得られるそうなので、天国に行ければオッケーですね。

 ところで「ビン・アブドゥルアズィズ」というのは「アブドゥルアズィズの子」という意味なんですが、このアブドゥルアズィズというのはサウジ建国の祖イブン=サウド王の個人名なんです。つまり、サウジはもう70年あまりの歴史を持っている中、首脳陣はまだ建国第二世代なんですね!ちなみにこの度王位を継承したアブドゥッラー皇太子も同様です。よーやります。

 …大人しく長子相続にしておけばいいのに。それはそれでまた別な争いが発生するでしょうけれど。

ファーストインプレッションに求められたもの ─ 愚痴配合 

 とひとしきり文句を言いつつ。ではどんな記事だったらよかったんだという話が発生しますよね。さて前に書いたように、この記事は、

・新紀元社とR&R誌による初めてのWoDサポート記事(訂正あり)
であり、
・間近にコアルールの「ワールド・オブ・ダークネス」発売を控えた記事
であるわけです。この2項目と、
・「ヴァンパイア・ザ・レクイエム」の発売予定が「秋」と発表された
ということを考え合わせると次の3つの案件が導き出せると思います。
1.WoD既知層・未知層に新版の発売をアナウンスする
2.WoD未知層に「WoDとは何か」「WoDの魅力とは何か」を伝える
3.「ワールド・オブ・ダークネス」単体で、できること・WoD特有の魅力を伝える
 これらをそれぞれについて検討したいと思います。

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