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コミケC86本/自家通販:[RPG史話]『準創造の仲間』 

コミケで出した本を半個人通販してみることにしました。半というのは、pixivが運営している「BOOTH」を利用して、決済を外部委託する形なためです。この記事で扱うのは『RPG物語1 準創造の仲間』です。






【販売ページ】
[RPG史話] 準創造の仲間 - nirvanaheim亭


準創造の仲間・表紙



当初「RPG創成期史本」などと称していたものです。表紙の人物左はRPGの父の一人、ゲイリー・ガイギャックス。人物右は近代ファンタジーの父の一人、J・R・R・トールキン。だいたい以下のような趣旨の冊子になっております。

起源たるRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ (D&D)』を作ったゲイリー・ガイギャックス。そして近代ファンタジーの大古典『指輪物語』を描いたJ・R・R・トールキン。「D&Dは指輪物語の影響下に作られた」などとよく言われるが、いったいその「影響」とはどのような性質のものなのか? 前者は後者をどう捉えていたのか? ここに多少の歴史探究のレポートをお送りする。

これに加えて、前置きとしてD&Dの「版」の変遷に関してまとめ、また付録として、文中で扱ったRPG初期時代のD&D公式記事をいくつか訳出してあります。目次を販売ページに画像として置いておきましたので、ご参照ください。
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ダブルクロス、古のキャラ設定ファイル 

 先日「RPG」フォルダを整理していたら、謎のテキストファイルが見つかりまして、どうやらX年前(四捨五入して十になる程度の数字)にダブルクロスキャンペーンに参加する時につらつら書いた設定資料らしい。どうせですので晒してみます。






 三世紀早く生み出されたホムンクルス、五世紀早く動き出したフランケンシュタインの怪物……アルバート・ハイムは、人の世を幾星霜の長きに渡って生きてきた「人造人間」である。

 「第四の目覚め」と自称する魔術師の一団により産み出された人造人間(ホムンクルス)。現代レネゲイド科学で言うところの「賢者の石」を中核に作られており、現在オーヴァードと呼ばれている者たちと同種の力を有している。「目覚め」団の者たちはその原理を把握していたわけではなかったが、〈リザレクト〉が産み出す不死性は、彼をして格好の実験体としたのであった。
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コミケC86進捗報告1 

『マサシが忠告する 参版な』と、電柱アンソロジー『人は死ぬと電柱になる』を印刷所に入稿しました。電柱アンソロジーの内容についてはこれから宣伝がはじまると思いますので、告知サイト「人は死んだら電柱になる」告知アカウント@deadendpoleをご参照ください。わたしも投稿しています。

RPG史本はこれから取り掛かります……(印刷所の〆切の関係で他を優先)

当日はこんな感じな画像を縦長にしてポスターめいて使います。
ゲイリー・ガイギャックスとミヤモト・マサシ、奇跡のツーショット!
(ルビ:誰得なオッサン二人の絡み)

C86ポスター

ガイギャックス墓参2014、とアーンソン碑に関する事実 

 というわけで今年も、世界最初の(T)RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の共同創造者であるゲイリー・ガイギャックスの昇階記念日(命日)を偲んで、DDO(Dungeons & Dragons Online、MMORPG)内ストームリーチ市にあるガイギャックス記念碑に参詣に行ってまいりました。

ガイギャックス碑来訪2014

 これを書いている時点で、上のトップ記事一覧の中ほどに昨年の同記事が表示されていてHAHAHAという感じですが、まあ、時折何か書いていけたらいいなとは思います。昔から「色々資料から忖度してはみているけれど、ガイギャックスとかにとりあえずメールして聞いてみちゃえばなー」とか思うことがたまにあったのですが(このブログ上で言えば海エルフの記事の時とかですね)、まあ、こうして亡くなっていってしまうわけですね。

 なんでもかんでも突撃してみる取材心に欠けたチキンといった要素もあるわけですが、それとは別にこの手の話は研究界隈では一般に難しいところがありまして、「まだ(失礼!)生きている人は研究の対象にならない」といった観念もあったりします。当該人物が残している資料が多い場合はまだいいのですが、もちろんそうでない場合は多々あるわけで、リアルタイムに情報を引き出していくべきことというのは実際あるわけです(というか、関連資料が豊富な存在を扱ってきた伝統の長い学問領域でこそ上の傾向が強い。資料を残さないような層の研究に新たな分野が広がってきたとも言える)。

 あーロビラー卿(ロブ・クンツ)とか当時の状況の回顧録書いたり記録まとめたりしてくれないかしら。向こうの研究家がガイギャックスの資料を使って色々調べたりはしているみたいですが(例えばジョン・ピーターソンさん。リンク先は、今年D&Dの四十周年だけどその「誕生日」はいつか?という話を模索した記事)。




 さて、ガイギャックス碑の参詣とは別に、同じくDDO内のスレナル(ゼンドリックの古代文明とされる)にデイヴ・アーンソンの記念碑も建っていると聞きましたので行ってみました。

アーンソン碑初来訪

スレナル遺跡入って左側にあります(自分がやっていた頃にはこんなものはなかった)。デレーラ墓苑にあるガイギャックス碑より明るいロケーションです。アーンソンはガイギャックスと唯一並び立つD&Dの共同創造者。「なんでこちらだけ課金コンテンツに……」とか思っていたら、調べたらなんと、スレナルのDMナレーションをアーンソンがやっていたと……


えっ


なにそれまったく知らなかったんですけど。この記事によると、どうも初回のアップデート、つまりVoNの追加時に導入されてるっぽいんですけどなに、日本サーバーでもボイスは既にあったの!?能動的に英語で聞いたことなかったんですけど。あ〜あ〜……(ウカツ!) DDO WIKI - Eberron Unlimited Release Notes(DDOがDDO: Eberron Unlimited、つまり今の米鯖での運営体制になる時のリリースノート。2009年8月末発行)にアーンソン碑設置の話が出ているので、まあ日本鯖はそれを見ることなく死んだということになります(南無)。

 米鯖にまでわざわざ行こうという時に、スレナルとか課金コンテンツとして行く気力は最早ないので触りもしなかったという……うーんこれはスレナルもちゃんと米鯖でやった方がいいかしら。現状でスレナルソロは……コイル……

 ともあれ今年からはアーンソン参りもしようと思います。(まあそこまでやる気出さずとも、「ガイギャックスの時に一緒に行っておく」くらいでもいいだろうとは思いますが、とりあえず自分としては来月も)

 しかしターバインさんもスレナルを無課金コンテンツにしたりはしてくれませんかね、追悼記念としてw せめて遺跡内キャンペーンだけを課金クエストにするとか。




 なお本記事は15:00に予約投稿してありますが、ガイギャックスが住みD&Dが生み出されたウィスコンシン州レイクジェニヴァは日本と15時間の時差があります。つまり、登校時間から24時間の間はまあ命日の内と思っても問題ない範囲ということになります。皆さまも是非、DDOでのガイギャックス参詣をお試し下さいませ(自分の中でDDOは最早墓参りツールになっている)。助けなりが入り用ならtwitter辺りで仰っていただければ。

コミックマーケットC86申込 

 というわけで、ふと思い立って夏のコミックマーケットに応募しました。下のがサークルカットです。絵はC81や82の時にマサシ本を作った際、ブート=サンに描いてもらったのを使い回させてもらいました。アリガト!


C86サークルカット


 ブログはここしばらく放置気味ですが、twitterで始終色々垂れ流しているので書くネタ自体は色々ありまして、上のカットにある「RPG創成期史な本」というのは要は、togetterに以下のようにまとめたような話をちゃんとした形にしたいと。

 ▶RPG創成期小史:D&D、(T)RPG、トールキン
   → http://togetter.com/li/623998

カットには『RPG史手稿』とか書いてありますが、実際そのようなタイトルになるかは分かりません。ともあれ、RPGの創成期の歴史叙述、トールキン的文化との関わりを、関連資料・記事を訳しつつある程度実証的にまとめたいなという話ですね。特にトールキン財団云々の話は、隣接文化としてちょっと離れているだけあって都市伝説レベルの話ばかりな気がしますし……


■その他の想定頒布物

●自分に関して

 上記のを書いた上で、わたし個人に仮に余裕が残っていれば、トールキンの中つ国世界に関する本も書きたいと思っています。平たく言いますと、例えば以下のtogetterまとめでしたような話を書きたい。

 ▶『指輪物語』英語の訳語と、北王国のあり方やその残滓
   → http://togetter.com/li/623091

中つ国の話も散発的にして、ときたま思い出したように(上のまとめで言えば丁度一年ほど前の流れを)togeるわけですが、やはりちゃんとした〆切を使ってちゃんとした物理体に仕立て上げるということでもないと、なかなか、散発的に流れていくので……RPG初期史本がちゃんと進んだなら、『指輪物語RPG(MERP)』の設定の位置づけが多少明瞭になるでしょうので、そちらの渉猟もやっていきたいところですね。

 あとは、先の冬コミの時に余裕があれば突貫的に作っていたであろうネタとして、某作品と某時代の某仏神秘主義を絡めて語る『叛逆の神学』とか……あとマサシ本の第三版とか……(この辺は卓ゲに実際関係ない)

 とか色々あるのですが、〆切の神通力というのはなかなか広範囲には使い回せないものですから、とりあえず最初に書いたRPG史本に注力していきます。

●その他

 その他、仲間内(卓ゲ関係)に色々せっついて、彼らの創作物を頒布する場にもできればとは思っています。詳細についてはまたいずれ。

『トーキョーN◎VA−X』シート類の公開と雑惑 

 十年の時を経て出たトーキョーN◎VAの新作、『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』。そのブランクシートがJGCに当たって先行公開されました。

 → トーキョーN◎VA THE AXLERATION

これを見た雑惑を色々メモしておきます。


■プロファイルシート(→シート

●「ライフパス」の欄を見て「ゑっ」てなった。N◎VAで、特には「邂逅」かぁ……N◎VAも十年間のDを過ぎて一層「スタンダードなゲーム」になっていくのかとか感じたりしてみました。
●CSについては別記。
●一般技能。種類としては、〈売買〉がなくなって、おそらく〈信用〉になった。調達一般が信用(クレジット)で包括されるというのは、いいのでは。あと個別専門技術技能以外にデフォルトスートが足された、という感じでしょうか。自我の標準スートは生命から感情に。
●特技が「スタイル技能」になっているように見える。特技自体「特殊技能」で「技能」概念の一部だったわけだけど、そこが分かりにくい場合があったので変更ということでしょうか。分かりやすいですね。スタイル技能の「上限」は、個別に定まってるからには、特技ごとにレベル上限がつく?
●防御値、爆と殴が統合された?(Slash/Pierce/Impactとか?)
●住居は隠匿値が登場判定目標値になったという感じでしょうか。
●装備エリア、全般的に行数が縮小されましたね。


■レコードシート(→シート

●ルーラーの英名がDATEになってる。これは単純なミスですね。
●CS(コンバットスピード)なるものが搭載されましたが、AR(アクションランク)の健在が確認されましたね。
●シナリオ目的指定(PS)がデフォルト搭載に。
(経験点関係)
●「依頼のリプレイやイラストを描いた」が「ルーラーの依頼を果たした」と一般化しました。「キャライラスト欄埋めてね」とかでもOKということですね。
●「素晴しい活躍をした」は「よいロールプレイを行なった」になった、ということでいいのでしょうか。ある意味ゲーム世界に関わらないセッションの盛り上げ方をしたとかが排除される方向になったのかもしれません。
●「他のプレイヤーを助けた」が「他のプレイヤーを助ける言動を行なった」になりました。「プレイ世界内だけでなくプレイヤーレベルでの助言とかでもOK」と明確化した、ということでしょうか。
●「ルーラーのストーリー進行を助けた」は「アクトの進行を助けた」に。「『アクトは大盛り上がりしたけどルーラーのストーリー進行はまったく助けてないね』と全会一致でこの項目を辞退した」という現象は発生しなくなりそうです。
●「うまい神業の使用」。何か言おうとするなら、「回数」でなくなったことで、神業ごとの点数格差とか、上手さの序列とかを設定できるようになっているかもしれません。
●「シーンに登場した」が「□□□□□(最大5)」に! これ普通に1シーン登場でチェック一つでいいんでしょうか。他の経験点が旧来の1点から5点に上昇しているため、相対的にプレイ評価(経験点)におけるシーン登場の価値が低下しています。まあもともと地蔵とか非協力プレイを防ぐ飾りのようなものだったという話はありそうですが、他の項目でそういった役割は果たせてそうですね。


■アクトシート(→シート

●さてCS(コンバットスピード)の件。場共通のイニシアティブ管理システムが載ったということでよさそうです。プロレスだったN◎VA界に多少一般的戦術性が加わるという感じになりそうなところでしょうか?シャドウランの2ndから3rdにかけて、イニシアティブが上から下へと単純遷移していたのが、まず一人一回ずつ順番に動いて、複数回行動できる者は追加の周回で追加のターンをもらう仕組みになったのが思い起こされます。


 とりあえずこんなところで。実際にプレイした人の報告が楽しみですね。

ガイギャックス墓参2013 

 というわけでゲイリー・ガイギャックスの命日(3月4日)でしたので、DDO次元界ストームリーチ市ハウス・ジョラスコ地区デレーラ墓地まで小巡礼に行ってきました。

ゲイリー・ガイギャックス・メモリアル2013

他にも参詣者はいて、bow(おじぎ)コマンドを打ったりしていたようです。

(なお米国時間では、本記事投稿時点でもまだ4日です)

ガイギャックス墓参2012 

 2008年3月4日(北米中部標準時)、RPGという大地を拓いた先達ゲイリー・ガイギャックスが、我々の主物質界から上方次元界へ遷移されました。彼の天上卓の清栄を願い、DDOのストームリーチ市ジョラスコ区デレーラ・グレイヴヤード内にある廟に小巡礼をしてきました。


 Your soul is filled with peace as you approach the memorial to a fallen hero -
 倒れし英雄の記念碑の方に歩んでいくと、あなたの心魂は平穏に満たされる――



ガイギャックス詣2012
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プロフィール

laevaと名乗っていましたが、呼ばれる際に恥ずかしいという問題が発覚して以来、にるば(nirva)と名乗ってます。RPG、ボードゲームなどが趣味。
 
 コメントへの返信が大体遅れておりまして失礼しておりますが、おそらく質問等は、twitterの方でしていただいた方が短時間で認知できる確実性が高いかと思います(右カラム参照)。

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