M;tAキャラプラン:既存アウトプットをちょっと集成 

 某所から、メイジのキャラプランについての自分の書き込みをちょっと回収。

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[一発ネタの墓場] あるメトセラと子の会話 

父「火宅の譬えというのがあるだろう。実はあの家はワシの家のことだったのだ」

子「面白い話ですね。その時もらった車はまだ残っていますか?」

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メイジのシナリオ案 

 某所での書き込み。

>>他の人はどんなシナリオを「これは M:tA のシナリオだ」と思って
では私がずっと抱いているメイジのシナリオ案を二つほど。

・凪に陥って所構わず《生命》の力を放出しようとするパウル・カンメラー。完全にマローダー化する前に、何とか彼を安らかにしてやるのだ。いざとなったら自殺に見せかけて以下略

 や、「追試を試みて成功した人間がいない(結果を得る段階にさえいかなかった)」というカンメラーの職人芸こそ、Mage;the Ascension的文脈での「魔法」ですよ!と調子に乗って主張してみる。

 テクノクラシーによるダーウィニズム支配と、さらなる他分野進化論への攻撃、という文脈(随分と単純化してしまったが…)はメイジ的に熱いと思うのですがどうでしょうか。ソ連対反共という時代背景も有効活用できます。

 それに加えて、『現代編』として「共生進化説論者の逆襲!」キャンペーンにもつなげられてとっても便利!どうだか。


 あ、「二つほど」とありますが、もう一つは↓です。

・ファイブ・エレメンタル・ドラゴンの力を借りて影界の導師達と連絡をとろうとするトラディションだが、日本では西洋テクノクラシーの影響力が強力なため失敗が続く(H2の発射が失敗する)。やむをえず計画を変更、なんとかトラディションの力もまだ強い中国まで到達し、新たな宇宙船、神舟↓に乗り込むのだ!
http://news.xinhuanet.com/ztbd/2002-04/01/content_339977.htm

 やっぱ誰にでも分かりやすいネタ、ってのは重要ですよね。



 ………あーメイジやりたい。でも上のようなシナリオ、誰と一緒にできるってんだ。

 一応、S師の嗜好である
コペンハーゲンから始まるシナリオとか、あるいはエラスムス・ダーウィン、チャールズ・ライエル、チャールズ・ダーウィン、アルフレッド・ラッセル・ウォレスと一緒にホライゾンの境界を見つけるハナシとか、あるいは分子生物学によるカギムシの研究とか、アリストテレス哲学とアクィナス神学がを基本公理として、どのようにしてボニサグス先生が汎魔術理論を応用科学として構成したか、とかそんなシナリオ
みたいなのよりはだいぶ、というか格段に一般向けなつもりではありますけれど。無理。あと、吾ながらやって楽しいのか確信が持てません。

どどど 

 どどど、DrivethruRPGで、"World of Darkness"がタダでダウンロードできるッッッ!?

 → http://www.drivethrurpg.com/catalog/product_info.php?cPath=1_134&products_id=1124

 多分今日だけですね。

 米国時間の今日(正確には昨日)だけかと思ってたら、11月14日までは無料配布なようですね。てーかハロウィーンの日付にもまだなってないし。しかし以前から思ってましたが、D&Dのビジネスモデルは否応ない影響力を持ってますね…

遅い返事としてのWoD雑惑 ─「魅力」あるいは「らしさ」 

silly-walks氏へ。
放置してすいません…orz

>>leavaさんの考えるWoDらしさとはどんなものですか?
 そこはちょっと痛いところなので、あらかじめ「私はWoDについて、とか語れる立場にない」とか申し上げておきます。
【退路の確保とも言う ─ その割には長文ですいません ─ 】

 と申しますかそもそも「『らしさ』ってなんだ?」とか怪しげな疑問を抱いてしまったので正面からは応えられない現状なのですが、とりあえず3点ほどWoDに、あるいはWoDを通して見ているものをつらつらと書かせていただきます。あとついでに、変わったことが言える人間でもありませんので、目新しいことはないと思います多分。

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近況雑記:Mage;the Awakening到着 

 Amazonの当初の通知によれば届くのは早くとも今日くらいになる筈だったのに、19日には届きました。見直したぞAmazon。おおっ金文字!この表紙の質感といい、なんと豪華な。これが3400円というのは安すぎます!

 …しかし読みにくいw。これが日本語だったら読みやすいかというとそうでもなさそう。これを和訳したら、D&Dの基本ルルブを2冊組にしたくらいのサイズになりますか…クトゥルフジャパンみたいにもっとイラストカットや背景イラスト入れればいいのに。文字が凝縮されまくっていて、学術書を読んでる気分になります…というか学術書なのかも。情報量はスゴイですね。

 実の所シャドウランに輪をかけてやる機会がない(爆)ので、まだパラパラとしか読んでません。膨大な魔法リストがつきましたが…確かにメイジは「魔法使い」っぽくなったようです。

 旧版の「抽象性を投げておしまい」みたいなところが、ゲームとしての弱点であったと同時に、非常に気に入った点でした。気に入ったというか、自分がTrue Magickに対して投影していたものがスムーズに表現できたからでしょう。これについてはまた別に書きます…書きたい。レポートが先だっちゅーねん。切れ切れ。

近況雑記:ワールドオブダークネス布教 

 さてずっと前からシナリオ作る作る言っていたような気がします。作ってみれば、何とまあ普通の現代モノに。いや普通というか、(メリケン流の)悪徳警官の素養を要求しとるナぁ…あと片方はぶっちゃけクトゥルフなわけですが。普通か?大学のサークルでジェイムズ・エルロイが流行らない限りは身内でしかできないなぁ(だってパクってるから)。早く集まりたい。

 以前R&R掲載のリプレイに「WoDらしさを!」とか言って非難たれたことがあった気がしますが、難しいですねやはり。そもそも私がWoDらしさを語れるほどWoDを知らないという問題もありますし。まあ私が口だけと言う問題が露見しても、今や国内WoD公式サイドとなった方々に「WoDらしさ」を提示してもらいたいという思いに全く変わりはありません。

 汎用現代モノとして使うのがいいんだ、有効なんだ、という主張自体には積極的に賛同しますが(だから悪徳警官とか言い出すわけですし。無理やり幽霊をねじ込んだり、背後の黒幕をヴァンパイアだー、とか言ったりはしますが…これがPLにWoD!というイメージが伝わるかというと、そんなこたぁないわけで)、商品展開的にはいかがなものか。それこそ知らない人間には「クトゥルフ/ガープスでいいじゃん」と言われかねん。

 ともあれ私の大学でのWoD布教は、

・クトゥルフをやるぞーと言ってシナリオを持っていく
・何も言わずに『ワールドオブダークネス』を取り出す
・さわやかな笑みを浮かべて「さあ始めようか」と言う

ところから始めようと思います。やっぱシステムとして優れてるのは確かですし。WoDらしさ?ヴァンパイアが出たら考えますよ。あるいはR&R上でサポートをするというので、それに頼ります。てーかV;tRはいつ出るんじゃあと。

R&R誌、本当の初めてのワールド・オブ・ダークネス記事 ─先日の訂正─ 

bbea1494.jpg 先日

・新紀元社とR&R誌による初めてのWoDサポート記事
などと書いてしまいましたが、ありましたね紹介が前号に。R&R12号、75ページ、広告等のところです。やはりちゃんと実物を読んで確認しないとダメですね…

 一応言い訳しますと、正確には記事と言えるか微妙で…といいますか目次に載ってませんし、裏表紙やR&Rバックナンバーの記事リスト(これ見てああ今月号が初めてだな、と早とちり)には載ってませんでした。いや、真面目にR&RにはWoDを紹介する気があんまりないような気がします…出版してくれるのはありがたいんですが新紀元社さんは。

 この記事(?)では『ワールド・オブ・ダークネス』が7月発売になってます^^。あと「2人以上のプレイヤーを相手に『ストーリーを語る』ことこそが、ゲームの主目的となる」という紹介がなにか吟遊詩人臭を出していて何とも言えません。いえ、別にこの記事がどうこうと言うより、Storytellerという言葉の響きが問題なんですけれども。これの要約は次のような感じです。
コアルール
・ストーリーテリングシステムによるゲームの主目的はストーリーを語ること
・「現代における恐怖物語」を語るためのコアルールが『ワールド・オブ・ダークネス』

シンプルなルール
・ストーリーテリングシステムのルールはシンプルなもの

暗黒の世界とは?
・『ワールド・オブ・ダークネス』で語られているのは「現代というフィールド」でどのようにホラーを語るか
・故にアーバン・ホラーとしての雰囲気作りが入念に行われている
・日本を舞台にしたシナリオも容易くでき、その参考に次号でリプレイを掲載する
 えーと実質半ページの記事だったのでこんなところです。うーん、少なくとも先日挙げた案件に対する記事としては十分ではありませんね^^。とゆーか特に新作に関心がある、とゆー人でない限り普通に見逃す可能性が大ですこの記事。ますますR&Rのやる気に疑いが…( - -)。

 さてここで何言おうが日本WoDシーンに悪影響はないだろうということでケチつけてばっかりですが、そろそろ何か建設的な、自分の実践に役立つようなことでも書いてみたいですねー。