アメリカゲームとドイツゲーム 

 ここのところ、ずっとサークルの合宿に行ってました。朝から晩までゲーム三昧!楽しかったです。RPGは2PLに1GM…期間の割に大した量じゃないですね。残念。

 このタイトルは、ボードゲームをひたすらにやっていて思ったことなのですが、アメリカのボードゲーム(カードゲーム)をやっていると、ドイツのボードゲームって緻密だなー、とつくづく思うのですよ。アメリカゲームといっても今回やったのは二つだけですが。まずSteve Jackson Gamesの「Munchkin」。次はAtlas Gamesの「Cthulhu500」です。いずれもオリジンズアワードをとった作品で、言わば「アメリカを代表する、アメリカ最高峰のカードゲーム」…なはず^^。

942cfede.jpg 「Munchkin」はその名の通りマンチキンをプレイするゲームです。ルールブックに曰く、

「マンチキンってのぁな、ダンジョンもぐりってヤツの精髄を味合わせてくれる、風流さのカケラもないパロディゲームのことさ・・・あの七面倒クサい「ろ~るぷれい」抜きのな!」

だそうな。カードに「GMが経験点の計算を間違えて1LVアップ!」とか書いてあるあたりどうしようもないゲームです。特に注目すべきは「cheat」というカード。このカードを使用すると、他のカードを「ルールに違反した使い方ができる」そうです。もちろん具体的なルール的規定はありません。何と言いますか、オイこら、アメリカ人!て感じ。

クトゥルフ500 「Cthulhu500」は、コズミック超次元サーキット場で、名状しがたい車と名状しがたいパーツやクルーを駆使してレースを行なうゲームです。何と言いますか…とりあえずクトゥルフ分を混ぜときゃいいとでも思っているのちゃうかと。「Gentlemen」がちゃんと「Gentle-beings」と言い換えられてる辺りはまあクトゥルフだなぁという感じですが。
 自分は何もしていなくても不思議と順位の変動が激しいゲームですが、このゲームでツッコみたい点としては、対抗カードの扱いが「出したもん勝ち」「早く机に叩きつけた方が優先」とかなっているところでしょうか…あと自爆した方が有利な一部車とか、手押し車がレースに参加するなだとか…

 つくづくアメリカ人は豪快だと思います。

 サンファンやサンクトペテルブルクなどの、一カード一金単位の読みを必要とされる良ドイツゲームを見るにつけ、つくづくそう思います。